さい帯血の違法投与、押収品も使用か?アンチエイジングに効果として3億円を売上。効果は立証されておらず。

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「へその緒」

母体と赤ちゃんをつなぐ大事なへその緒。

そのへその緒などに含まれる「さい帯血」を「アンチエイジングに効果あり」とし、わずか25mlを280万で投与し、3億円を売上げていた業者が国に必要な届けをせず治療をしたとして「再生医療等安全性確保法違反」で逮捕された。

「さい帯血」はアンチエイジングの効果は医学的に立証されていない。

事件の真相は?

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販売会社とクリニック院長が逮捕

 

8月27日さい帯血販売会社代表の篠崎庸雄容疑者(52)と表参道クリニック院長の首藤伸介容疑者を逮捕。

また京都健康クリニックの元経営者、坪秀祐容疑者(60)も逮捕。その他、篠崎信子容疑者(50)、井上美奈子容疑者(59)、小谷治貴容疑者(36)も逮捕されている。

容疑は「再生医療等安全性確保法違反」

「さい帯血」はアンチエイジング等への効果の医学的立証はされていない。

さい帯血とは

さい帯血とは、そもそもどういった効能があるとされているのか?

さい帯血は血液の元になる「造血幹細胞」を多く含んでおり、白血病などの重度の血液の病気に有効とされている。

しかし、アンチエイジングにおいて医学的な研究、立証はされていない。アンチエイジングにおいては「医療」と「民間」の線引きは難しい部分もあるが、今回「がん治療」にも有効と謳って患者を募集しており、これに関しては充分な医科学的根拠が必要になるのは言うまでもない。

そして、さい帯血のがん治療に関しての安全性、有効性も現在立証されていない。

高額での価格設定も、100人に投与・3億円超の売上げ

坪容疑者のクリニックでは

「さい帯血幹細胞静脈注射」の価格がわずか25mlの投与で¥2.835.000

「さい帯血幹細胞皮下注射」の価格も1.5mlの投与で¥262.500

と高額での設定。

にも拘わらず100人へ投与したと言い、売り上げはなんと3億6000万にも上ったという。患者の内、3割は中国人。

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仕入れ先はどこだったのか?

警視庁によるとつくば市で2009年に経営が立ち行かなくなった、民間の「さい帯血バンク」から篠崎容疑者の経営する会社へさい帯血が1000パック以上流出したとされる。

そこから直接、坪容疑者のクリニックへ。

また別ルートで、福岡市にある井上美奈子容疑者、小谷治貴容疑者のさい帯血販売会社などを経由し表参道クリニック院長の首藤伸介容疑者の元に渡る。

表参道クリニック院長の首藤伸介容疑者の経営する全国12か所のクリニックへと流れていったとされた。

さらに警察に押収品と指定されたさい帯血をも使用したとされている。

患者の3割は中国人。

前出したが、患者の内、3割は中国人だという。

中国の情報サイトでは「日本・東京、さい帯血幹細胞によるアンチエイジング・保養の旅」と銘打たれたページもあり、さい帯血投与への動線を促している。

日本に比べて「教育」という部分ではまだまだの(もちろん人によるが・・)中国人を巧妙な言葉で導き、医学的根拠の無い、高額なさい帯血の投与を促しているのであれば相当悪質である。

まだまだ余罪が・・

警察のこれまでの調べでも100パック以上の投与が確認されている。

流出したさい帯血のパックは1000以上。ここまでの調べで挙がっている販売経路以外や、また実際投与された被害者も出てくる可能性は高い。

体に実被害が及んだ報告がまだ無いのが救いだが、被害者達を「医療」の名の元に信じさせ、高額なさい帯血の投与に導き、実際の効果はまだ立証済みで無いとなると今回の事件に関わった「医療関係者」の罪は重い。

全容を明らかにし、第2、第3の「さい帯血詐欺」が出現しない事を切に望む。

 

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