ロシア平昌五輪に参加認められず。IOCが5日の理事会で決定。

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IOC・国際オリンピック委員会はスイスのローザンヌで5日に開催された理事会で、ロシアのオリンピック委員会を資格停止とした。国ぐるみのドーピング問題を抱えるとし、来年2月の平昌冬季五輪への選手団派遣も認めない事とした。尚、選手の個人資格で参加は許されるという。

ロシア・度重なるドーピングで平昌五輪参加ならず

ロシアのドーピング問題は2014年ごろから冬季オリンピックの競技だけでなく、全スポーツ競技において見られていた。

2016年にはあの世界的テニスプレイヤーであるマリア・シャラポア選手もドーピング違反で出場停止処分を受けている。

その他の競技でもWADA(世界ドーピング機関)の禁止薬物を使用する選手が後を絶たず、RUSADA(ロシア反ドーピング機関)を資格停止としていた。

昨夏のリオ五輪では出場予定だった選手の7割しか参加できず、物議を醸していたが、今回のIOCの判断は国単位での参加を認めないというものになった。

個人で参加とはどういうことか?

今回ロシアは国としては参加は出来ない。しかし個人としての参加は認めているという。そうなると、他国の国籍を取得、もしくはスポーツ亡命するという方法で出場に漕ぎ着けなければいけないのか・・?

という事では無く、各競技に一定の枠(参加人数)は設けられており、いわば選手としては「通常通り競技できる」状態で、「国歌斉唱」や「表彰台への登壇」は認めないという事だ。

五輪を目指してきた選手たちには温情のある裁定だ。

ドーピング薬物の種類

平昌五輪を目前にしてこの度はロシアが制裁を受ける事になったのだが、現在WADAに明記されている禁止薬物の種類は100を越え、さらに毎年新たな禁止薬物が追加されていく。

その中には国によっては「国民にとって知名度のある常備薬」的なものも含まれていたりする。2016年にシャラポア選手が使用した「メルドニウム」というものも、ロシアでは市販されている薬であり、ごく一般的だという。

自分に置き換えて考えてみても、マツモトキヨシで購入できる市販の薬がドーピングに引っかかる・・。少しイメージがしずらい。

選手はより高いパフォーマンスを求めるもの

また、選手はより速く、より遠く、より高く。

向上心の塊だからこそトップグループにいられる側面もある。科学的根拠が詰め込まれた粉末の「プロテイン」はOKなのに、市販されているビタミン薬に、たまたまドーピング違反にあたる成分が入っていた。

という事もあるだろう。あまりにも細かく指定しすぎると、何が良くて何がダメなのか覚える為、競技以外の事にも時間を割かなくてはいけなくなる。

それでは本末転倒になっていしまう。いっその事、「アスリートは自然食しか食べてはいけない」「風邪薬は事前申告」くらい、シンプルにしてしまう。

もしくは「何をしようと完全に自己責任」。寿命が縮もうが何しようが「今、強くなりたい」というのも立派な「フェアプレイ」だろうとするのは乱暴すぎる話だろうか。

 

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