楽天・梨田監督。勝利の方程式はどこから生まれているのだろう?

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2017年プロ野球ペナントレース。

大方の予想に反して東北楽天ゴールデンイーグルスが8/3現在もソフトバンクホークスと激しい首位争いを見せている。

その原動力となっているのは、選手の活躍はもちろん、それを引き出している梨田監督の手腕によるものであるのは間違いないだろう。近鉄、日本ハムでも優勝経験がある梨田監督の手腕について考えてみた。

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梨田昌孝監督プロフィール

出典:NAVERまとめ

出生年月日:1953年8月4日

出身:島根県浜田市

出身中学:浜田第一中学校

出身高校:島根県立浜田高校

プロ野球入団:1971年ドラフト2位で近鉄バッファローズに入団

梨田昌孝監督の経歴

島根県立浜田高校時代

3年生時に春の選抜大会(第43回)、夏の甲子園大会(第53回)に4番、キャッチャーで出場。共に一回戦で敗退。

近鉄バッファローズ時代

1年目から強肩は買われ、守備では頭角を現すも、打撃で伸び悩む。

後に皆さんもご存知「こんにゃく打法」で打撃開眼。正捕手の座を奪回。

1979年、パ・リーグで優勝。

1979年~1981年まで3年連続ベストナイン、ゴールデングラブ賞(当時はダイヤモンドグラブ賞)を獲得。

1988年、あの伝説の「10.19」のダブルヘッダーの第一戦。9回表に決勝タイムリーを放ち、その年に引退を発表。

最後のヒットが劇的な1打。ここにもヒントが隠されている?

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梨田監督は何故勝てるのか?

では梨田監督が何故勝てるのかを探ってみる

顔が良い

出典:nikkansport

出オチ・・ではない!

まるで俳優だ。しかもなんだか外国のナイスミドルを思わせる程の雰囲気を持っている。私は人相学などは心得て無いが、父から「男は顔だぞ」と幼少期から言われて来たのだ。

そんな根拠であるが、顔にはこだわりがある。二枚目だからいいという事では無く、感じるものがあるのだ。梨田監督の場合はとにかく「包容力」。厳しさが先に来るタイプではないと思うので優しいだけではいけないのだが・・。

何かこう・・。「このオヤジのためになんとか成果を出したいと」思わせる。そんな顔面をしている。と筆者は思う。

コーチ陣の適材適所

勝てるチームするにはコーチ陣の布陣が重要。

監督が変わる時は大幅なコーチ陣の入れ替えを行う時もある。落合監督などは顕著な例。

2004年に落合ドラゴンズにが生まれた際、前年までコーチをしていてた者で残したのは川又、音、二村などドラゴンズ生え抜きのコーチのみ。8割以上を入れ替えた。

通常はコーチや球団の体裁も考え、半分程の入れ替えが一般的。

落合は監督になっても落合の考えを貫き現場に反映させた。当たり前と言えば当たり前だ。自分がやりたい野球を具現化したいのならそうするだろう。

そこへ来て梨田監督。

近鉄、そして日本ハムでも監督を務めた梨田監督。前年のコーチ陣をほぼそのまま残して采配している。ただし、その中で担当を大幅に入れ替えている。

楽天の監督に就任した時は

平石洋介一軍打撃コーチ→二軍監督へ

出典:wikipedhia

平石二軍監督の名前をご存知の方は少ないかも知れないが、あの松阪世代の「PL×横浜」は皆さん覚えているのではないだろうか。その時の「キャプテンで控え選手」なのだ。その後社会人をへてプロに入団したが選手としては目立った活躍はできなかった。その平石現二軍監督が打撃コーチでは・・

平石さんの大きな特徴は「PLで控えのキャプテンになった男」だ。

あのエリート集団、しかも高校生時だ。通常技術や体力が無いと一目置かれない中で、キャプテンになってしまう程のものを持っている。技術指導を主とする打撃コーチより「二軍監督」は彼にとって適所ではないだろうか。

梨田監督もそこに注目をしたのではないだろうか。

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磯部公一二軍外野守備走塁コーチ→一軍打撃コーチ

出典:今日のプロ野球チップス

三菱重工広島→近鉄→楽天。近鉄入団時は捕手。

近鉄時代には梨田監督から「捕手として」直接指導も受けている。が、当時近鉄は的山捕手ががっちり正捕手の座を守っていた。的山捕手はインサイドワークに定評がある捕手だ。

そういった状況の中、近鉄は当時左バッターが不足していた事もあり、磯部選手は外野手に転向。得意な打撃に専念すると、中村紀洋のあとを打ち.320、本塁打17、95打点を記録、「最強の5番」と評された。

しかも、左投手からの打率の方が高かった。打者としての実力が高い証拠であり、なにか一家権持っていると思われる。そこに梨田監督は注目。

梨田監督就任前、磯部は守備走塁コーチだった。それお打撃コーチに配置替えした。

森山良二二軍投手コーチ→一軍投手コーチに

出典:楽天イーグルス

森山さんもあまり世間には知られていないと思うが、ドラフト一位で西武に入団、新人王も獲得している。

しかし3年目以降は結果を残せず9年間の現役生活を終え、その後は西武の2軍の各コーチを歴任し、2006年2007年に1軍の投手コーチに。2007年から契約先が無く、独立リーグの監督就任をする。球団が独立リーグ脱退をする2009年まで監督を務め2010年楽天の投手コーチになった苦労人である。

その森山コーチ。大久保監督時は二軍の投手コーチ・・相性ってありますからね・・。その苦労人をまた一軍の投手コーチに据えます。

そして、バッテリーコーチには自身も良く知っているこの人

古久保健二・一軍バッテリーコーチ

出典:楽天イーグルス

梨田監督とは選手として共に戦った時期も、監督と選手としても戦った事もあり、優勝を経験している。

バッテリーコーチにはどっしり自分の腹心を置いてくる。捕手出身の梨田監督、「ここは譲れない」といった所か?

ちなみに与田剛一軍投手コーチは・・正直よくわからんです汗おそらくNHKでの解説者時代に知り合っているのでしょう。怪我で苦労もしていますし、人間的に投手陣の「兄貴的存在」をになってもらう目的なのでしょうか?正直・・「技術の伝達が得意」なタイプではないと思うんですよね・・。

おっと、最後が尻つぼみに・・

こういった人事をし、適材適所なコーチの布陣をしいていると思います。

奇をてらわず王道を行く

野手編

今期の楽天のオーダーを見ると、驚く様なオーダー編成はあまりないです。

トップバッターに俊足好打の茂木、二番にはペゲーロ(外人ですが、全力疾走が売りで、泥臭いプレーもします)三番には岡島。

4番、5番はウィーラ―とアマダ―、銀二。

6番、7番に今江、島内、藤田など。

そして8番に松井稼頭央

8番の松井稼頭央!これはピリッとスパイスが効いてますが、意図は分かります。打線を1~4番と、5~8番で2度チャンスを作り得点するパターンのイメージですね。

銀二の5番もそうやって考えると不自然ではないですし、1→4番の取りこぼしを返す通常の5番としても機能します。

基本はスタンダード。

近鉄、日ハム時代もこのスタンスは変わらず。

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投手編

則本投手、美馬投手、そしてなんといっても今期から加入の仙台出身、岸投手。この計算できる三人がきっちり機能しています。それぞれ8/3現在まで勝ち星先行で4~7の貯金を作っています。

そこに釜田、辛島も絡んで試合を壊さず、「トントン」ですが、着実に勝ちを掴んでいます。

そして中継ぎのラッキーボーイが誕生!

福山博之投手

出典:wikipedia

ここまで6勝0敗、優勝する時のチームにはこういった選手は欠かせないですよね

そして抑えは松井祐樹投手。年々安定感を増し、今年も順調にセーブを積み上げている。

投手陣も福山投手の様にうれしい誤算があったが、そこにいるべき人達が、やるべき役割で、想像以上でもなく、想像以下でもない活躍をみせている。

これが梨田監督の強みであると思う。

まとめ

こういった風に、各個人の能力を良く見極め、いるべきところに配置。そうすれば本人も落ち着きが出て、最大限の力を発揮できる。島根出身で、捕手という梨田監督。

地に足がついた、その見極めこそが梨田監督の一番の勝てる要因ではないかと思う。今年の楽天から目が離せない!

 

 

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