O157の感染経路は自店のポテトサラダ?仕入れ先の管理は?

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埼玉県熊谷市の総菜店で販売されたポテトサラダからO157が検出。

この惣菜店のポテトサラダを食べた8人が腹痛などの症状を訴えている。このうち5歳の女の子が意識不明。

8人のうち6人から腸管出血性大腸菌O157が検出され、食中毒と判断した埼玉県はこの店に3日間の営業停止処分を下した。

感染経路の徹底した洗い出しが求められる

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仕入れ元の食品加工工場の管理は問題ないか?

「ハム」と「リンゴ」。どちらを食べたとしても症状が発症したのであれば「ハム」と「リンゴ」が直接の原因では無い事になる。

ポテトサラダを管理していた食品加工工場の管理は問題なかったのだろうか?

食中毒の感染経路は思わぬ所からだったりする。

基本的には、1人の人間の不注意だけで引き起こるのだ。

・肉を触った手でそのままポテトサラダを触った。

・(主婦パートの方)朝食を作った時に本の部分だけ手を洗えてなかった所に金があった。

・運送の人間が菌を持った手で触った所から発生。

等、色々なケースが考えられる。

今回は14日に入った連絡から一週間近く経過しており、十分な調査が行われたと思うが、大元の食品加工会社のポテトサラダが、他の店舗では問題が起こっていないからと言っても、上記の理由などがある。

既に営業停止処分が下されてしまっているから今さらどうこう言ってもしょうがないが・・。

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食中毒発生時のとある嫌な経験

筆者は元飲食業界に15年身を置いていた。

2度、食中毒の立ち入り検査を受けた事がある。

一度目の立ち入り検査

1度目は若い時分、右も左もわからない20代の時。

ありがたい事に27歳で都内の某店舗で店長を任されており、年末。忘年会で目が回る程の忙しさ。実力もまだまだで毎日バタバタであった。

そんな中、体調を崩した方がおり「消費者の方からあなたの店で食べたものではないか?」と保健所から連絡が入った。忙しい最中現場の調査、仕入れ業者や、何日かさかのぼって現場の様子、シフトの確認等され、結果自店からの食中毒だと。

その時は連絡をした方も、私どもの店に「誠意を見せろ」というような事は一切なく、「いいお店だから気を付けて下さい」とありがたいメッセージまで頂いて事なきを得た。

そこで話はストップしたので、原因は解らずじまいだった。

二回目の立ち入り検査

そしてそれから10年ほど経ったある日、また保健所から連絡があった。6月の事

この日も消費者からの電話だという事だ。

この時は1度目と状況が違っており、わりと落ち着いていた月だったしスタッフも充実、経験も知識も確かな人間で現場を守れていると自負があった。

そして職員の方が仕入れ業者や、何日かさかのぼって現場の様子、シフトの確認をし、調理場が保健所の指導に準拠しているかかなり細かく調べられた。この動作に私は違和感を感じていた。

あくまでも「感染経路がどこなのか」を洗い出し、お客さんに被害が出ない様にする事が目的なのに、感染経路より料理場の造りばかりチェックし、帰っていたのである。

そして後日すり合わせる時、何故かがわかった。その職員が作製して来た書類の「時系列」がこちらが伝えた事に沿っておらず、ひどいものだった。

そしてその職員は調理場が、保健所の指導どおりになっているかをとにかく詰めてきた。

重箱の隅をつつく様な事を言って来た。指導に準拠していない店だからあなたの店からという事にしよう

という姿勢が見え見えだった。

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独自に関連業者にお願い

私は初回の調査で「おかしいな」と思っていたので、考えられる感染経路の業者に連絡をし、丹念に事情を聴取していた。別に業者を責めるのではなく「被害が出ない事が大事だから」と伝え、ありがたい事に関わってくれている業者さん達も真摯に動いてくれて情報はかなり集まって来ていた。

案の定その職員は各業者に適当に電話し、適当に書類を造っていた。

そのうえで「あなたの店から食中毒が出た」事にしようとしてきた。

流石に私も頭にきて

「ちょっと待って下さい。全然調査してないじゃないですか、これを調査と言うんですか?」

というと職員の方は「え・・」と口ごもり

「あんたやっつけで終わらそうとしてんだろ?」と言うと顔が紅潮し、汗をダラダラ流し始めた。

そこで私は「〇〇公園の公共トイレ、調べてもらえませんか?」と言った。

実は業者さんの聞き取りで新人のドライバーさんが公共トイレに立ち寄ってから届けた日がる。

と聞いていたのです。よく正直に喋ってくれたものです。

日は経っていたが、そのトイレを調べるともう菌だらけだった。あまり掃除もしていない様子だった。そこで菌を持ってきて、食材の袋についたと考えられ、菌の種類も一致。体調を崩していた方も重症までにはならず回復。業者が菓子折りをもって和解した。

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食中毒が出たのは事実。言い訳もしない謝罪もする。しかし、職員は自覚をもって仕事をしてほしい

もちろん食中毒が出た事実は変わらない。被害者にも謝罪もした。ありがたい事に「わざわざそんな・・」とも言ってくれ、私が退店するまで常連さんであった。(恐らく今も)

しかし、それは感染経路の特定にいたり、原因が解った上で根本の対策の説明があったから納得してくれたと自負している。

この職員の進退や扱いについて、そこの組織がどうしているか解らない。私もあまり強くは言わなかった。(今思えば社会のために言っておけばよかった)

官公庁の職員という事もあって「責任」への意識が希薄になっていると見受けられた。

今回も安易に決断を下さず、しっかりとした調査をしてほしいものだ。

 

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