まずい給食に虫・髪。異物混入の事実。1年間で計100件の異物混入が大磯町調査で発覚。

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「まずい」

神奈川県大磯町の中学校で、多い時には7割が残されていたとしその改善が注目されていた「まずい」給食。

今回はなんと、大磯町の調査で異物混入が・・その数100件。これは由々しき事態。かなりズサンな管理体制だと思われる。一刻も早い保健所の立ち入りが求められる。

まずは先日、9月15日に掲載した記事をお読みください。文末に異物混入について追記しています。飛ばして読みたい場合、目次の8をクリック下さい

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神奈川県大磯町の給食がまずい。中学生が悲鳴

まずは中学生の皆さんの意見をまとめてみよう。

・「ぶっちゃけ まずいです」

・「女子とか、殆んど食べてない子の方が多い」

・「あんまり美味しくない。見た目も重視されるともっといいと思う」

・「味自体を全体的に改善してほしい」

・「牛乳だけで済ませている」

 ━5時間目とか6時間目とかは・・?

・「空腹で眠い、全然勉強が頭に入ってこないです」

給食がまずい・多い日では7割残される日も

とある日の給食では、付け合わせのブロッコリーはなんと8割も残され、その他メインのおかずに手がついていないものも多数。完食されているのは36人に提供された給食のうち、たった3つ。

その他の日も完食されている給食が1つの時も。

大磯町によると平均では26%。また、中学生が大好きであるはずの「照り焼きハンバーグ」が提供た日はなんと、55%が残されていたという。

原因は上記で紹介した中学生の皆のコメントに現れている。

「とにかくまずい」と。

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給食を造っているのは給食業者。調味料の量を指示しているのは大磯町。それぞれの思惑と実態は?

両者の間に変な軋轢は無いが、それぞれの言い分がある。

給食が冷たい!衛生上、19度以下に冷やして運搬【給食業者】

給食業者の説明によると、給食は衛生上の理由により、19度以下での運搬になり、そうすると肉の脂は固まってしまうし、カレーのルーだって固まってしまい、「当然味は落ちる」との説明。

中学生達も

・「冷たいっす」

・「シチューとかドロドロで食べたくない」

という状況の様だが、やはり業者としてはもちろん「安全第一」だ。味よりも安全の方に重きを置いてしまうのは致し方無いのではと思う。が、「まずい給食」の一因になっているのは間違いないだろう。

給食の味が薄い・食育の観点から大磯町が調味料の分量を指示

生徒によると

・「わかめごはんが出るんですけど、塩っ気が足りない」

・「薄味だったりとか、きんぴらゴボウはめっちゃ薄くて・・」

この味付け、給食業者がしていると思いきや、指示しているのは「大磯町」である。これに関しては「食育」の観点から導入したと言い、中学生たちの体をおもんぱかっての事だ。あまり責める事は出来ないだろう。

食育とは

様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化についての総合的な教育のことである。

出典:wikipedia

確かに、平成生まれの子供達の口にするものは、味付けが強く、日常的にコンビニ等でスナック菓子やレジ横の空揚げなども購入して食べている。

その結果、昭和生まれの30代、40代ですら現代病と言われる「生活習慣病」の発症率が年々高くなってきている。贅沢病である。

味が薄いというのも「まずい給食」の原因であるのも間違いないと思うが、

中学生の健康を考えた大磯町の取り組みは全くの見当はずれで無いと思うし、国で定められた食育の調味料の分量で運用している。ちょっと子供たちの「口」が贅沢すぎる部分もあるのかも知れない。それを裏付けるように

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給食を残す生徒の中には・・

給食を残す生徒の中には、他の生徒が「まずい」と言っているのを見て、自分も食べにくいと言っている生徒もいるという。

卒業生の男子高校生は

「1人が美味しくないっていうと、中学生は周りに流されやすい」

「そんなにまずくないと思っても、(この給食だから残そう)となっている」

と語っている。

確かに、筆者にとってはもう20年以上も前の学生時代だが(筆者は四十路)皆がまずいと言っている中「そう?」と言って完食するだけで偏見な目で見られる可能性は高いのは想像に難しくない。

まずいまずいと言われているが、「完食」している子だっている。

単に味だけの問題とは別に、こういった集団心理による影響も給食を残す理由の一つになっている。

薄味の効能

ちょっと脱線するが。

筆者は元飲食業。20年飲食業に従事していた。

まず・・。私の幼少期はありがたい事に、我が家の食卓は毎日母が作ってくれたおかずで賑やかだった。ただ・・である。今の様に「ハイカラ」な食べ物はなく、「味の素」もまだそれほど広がっておらず、味付けは常に薄味。

子供の口には合わないものも、たくさんあり「美味くねーなあ」と思いながらも隣にいるオヤジが怖く、残せなかった。

そしてさらに当家独特なのだが、みそ汁は「本だし」でなく「煮干し」で出汁をとる。これが子供の口にはまずいのなんのって。母は「カルシウムをとりなさい」と言う意味で煮干しでだしを取り、煮干しそのものも食べなさいと言い、牛乳と一緒に毎日食べていた。

当時は嫌で嫌で仕方がなかった、母親の「食育」

これが食の世界に入り、非常に役に立ったのだ。

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薄味と煮干しのみそ汁がもたらしたのは

大人になり、和食の道へ。もちろん最初はついていくのが必死で、美味い料理を作りたいが下働きばかり。まかないを作ればまずいと言われ、散々な毎日。

それでもなんとか5年程経った時に、同期の皆、さらには先輩と比べても、絶対に負けてないどころか優れている能力が自分にある事に気が付いた。

「誰よりも味がわかる」のだ

「味付けをする」という作業は毎日の修練で鍛え上げていくが、親方が作ってくれたみそ汁の味をどう感じるかはほぼ素質、というか何を食べて来たかで決まっている様な気がする。

やはり首都圏で味に味を重ね、「化学調味料」を幼少期より沢山摂取して育った人達は全員とは言わないが、味に鈍感だった。逆に田舎で質素な食事で育ってきた人間ほど、味覚は鋭い傾向があるのは間違いなかった。

「食育」だけが原因だったとも言い切れないが、

親方に「どうだ?」と聞かれた時の答えを間違えた事は、ほぼ無い。同期より、後輩より、先輩より、間違いない舌だけは持っていた。

もう、「親に感謝」しかない。

「味がわかる」事が、食育と人間の健康に直接関係あるかと言われれば返答に困るが、我々日本人が食している「和食」はユネスコの無形文化遺産に登録されている程、その技術や文化、中でも「繊細な味付け」の評価は世界的に高い。

ただただ「旨味」を求め、給食や日常の食事にも化学調味量をふんだんに使うと、味覚が鈍るのは間違いなく、日本人の殆どが繊細な味を感じる事ができなくなっていく。「和食」の文化の衰退にもつながる。

もちろん、今回の給食は様々な要素が重なって「まずい」となっているのだが、

「薄味=まずい」となっている部分は上記の様な部分も含め、もう少し寛大な解釈を皆が出来ればと思う。

それでも・・給食が「味薄くて冷たい」のはきつい

わき道にそれたが、大磯町の給食も極論、それしか食べるものがなければ「食べれない」という事はな無いと思うし、一部で言われているような「エサ」だとも思わない。だから「味が薄い」という事だけならば少し我慢して食べて欲しいなと思う。

ただ・・母親により、毎日温かい食事を食べて来た筆者。

そして昔の給食は寸胴や、アルミバットに入って「温かい状態」でも届いていて、それを「給食係」が皆によそったりして温かい給食だった。

この現代に、「味も薄くて」さらに「冷たい給食」は確かにきついかなあと思った。

9月16日追記・異常な件数の異物混入。考えられない数。早急に保健所の立ち入りと是正を

前回記事の時点までは「提供業者」「大磯町」「生徒」皆で「まずい給食」の改善が出来れば思っていたが、「1年間で100件の異物混入」これを受け、今回の件は「非常事態」だと認識を改める。

前述どおり、筆者は元飲食業。しかも店の規模は150席の店舗で10年勤務していた経験もある。弁当とは違うが、異物混入は多い年でも1年に3回程だ。今回の100件という数字は異常という他、言いようがない。

しかも給食、もしくは弁当の製造は、通常の飲食店とは違い十分な調理時間の確保ができるはず。飲食店は予約で頂けるいわゆる「コース料理」は事前に対応できるが、注文を受けてからの提供も多い。一般的に提供時間は20分以内が好ましいとされ、中々のスピードが求められる。その中でも異物混入は多くて年に3回程。

しかし、給食や弁当は時間の逆算は十分に可能だ。もちろん「ゆっくりやれるでしょ」とか「給食なんて作るのは簡単だ」と言っている訳でもない。給食作りには給食作りの大変さはある。それでも順序立てをしやすいのは間違いない。

だから、100件というのは到底考えられない数字だ。

人手不足か?そもそも会社の仕事そのものがルーズなのか?いずれにしても「恐怖を」感じる

考えられる原因。

まずは、いくら時間を逆算できるとしても、人手不足なのであれば管理ができず、様々な事が起きるのは想像に難しくない。このご時世、人手不足というのは多くの中小企業が直面している現実。もしそうなのであったら、あってはならない事だが・・。原因としては解りやすい。

しかし、そうでないとなると、その方がおぞましい話である。

充分な人数がいるのに、異物が1年間で3ケタにものぼる数確認されているとなると、ヘタをしたら咥えタバコで仕事しているんじゃないのか?と勘ぐってしまう位のもの。(あくまでもイメージです。しかし飲食業界にはこういって人材も少なくはないのです。

そもそも働いている人間や、それを管理する会社そのものの姿勢がだらしない。という事になる。そうなると「根本」の改善という話になり・・長年しみ込んだ仕事のやり方は非常に難しいだろう。

その状況で起こっている異物混入だとしたら、もはや恐怖を感じるレベルだ。

刃物など、硬く鋭利なものの混入だって起こり得るのだから。

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O157の感染も広がっている中で・・・

9月に入ってから、全国で同じ感染源をもったO157の被害の報告が相次いでいる。

取り上げられた店舗の衛生管理、または原因であったトングの使いまわしが報道されているが、同店舗の清掃状況、物の配置など見ていると、そこまでズサンだとは見えなかった。異物混入も、異常な回数あったとの報告もない。(もちろん、トングの使い回しはよくないし、言い訳もできない。女の子が1人、亡くなっているのだから・・。)

それでも食中毒は出てしまうのだ。

今回の異物混入は、それよりもはるかに危ない状況なのは間違いないと思われる。保健所が立ち入り、プロの目で衛生管理を是正するべきだ。

日本の未来を背負って立つ若者の身に何か起こる前に早急な調査、是正が必要だろう

 

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コメント

  1. アンパンマン より:

    んーでも、異物混入の中でシャープペンシルの芯とかもあるんでしょ?
    異常なのはどっの方かわからん。

    この業者は他の中学に納品しているが、大磯の中学みたいに異物混入は無いと聞いてますが?

    故意に生徒が入れているのなら業務妨害。
    しかもマスコミとPTAが助長している事実を考えるとどうか?
    と思います。

    うちの子だったら残している時点で叱るが‥
    保護者の要望で弁当から給食になってるんだったら戻せば良いだけの話でしょ?

  2. けん より:

    嘘やないからな

    従兄弟がここの中学だけど、周りがマズイマズイ言ってるから
    食いたくても食えないって言ってたわ

    「美味くは無いけど腹減るし食いたい」ってさ

    夏休みに聞いた話やけどな

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