甲子園・タオル回し禁止?精神的な影響を考慮し自粛が良い?

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2017年夏の甲子園・今年も毎試合見応えがある熱戦が繰り広げられ、優勝は埼玉県勢としては初・花咲徳栄の優勝で幕を閉じた。各校の大応援団も選手に負けず劣らずの熱い姿勢でグラウンドに応援を送っていた。

そんな中、大会中にある応援に対しての論争が起こった。「タオル回し」である。

昨年の東邦対八戸学院光星の9回(4点差)の大逆転劇。今大会は「あの」大阪桐蔭対仙台育英の9回裏に見られた「タオル回し」何が論点になっているのだろう?そしてどうなればいいのだろうか?

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「プロ」ではないのに「完全アウェー」の雰囲気が作られてしまう

大会中もちろん各校には応援団が駆けつけ、それぞれ三塁側、一塁側に陣取り、一生懸命に自校の応援、父兄たちはわが息子の応援に精を出す。

これは例年同じで各校独特の応援などもあり、それも甲子園大会の楽しみの1つである。

その他に大会中は夏休みの野球少年、根っからの高校野球ファン、野球関係者で毎日ほぼ満員だ。その数5万人程。

その5万人が「ここぞ勝負所」といった場面で、窮地に追い込まれている側のチームの応援団以外が、持ってきているタオルを一斉に回し始めるのである。これがプロ野球でも起こらない「完全アウェー」の状態を作るに至っている。

年齢と経験を重ねたプロ野球選手でもアウェーでホームと同じ成績を残す選手は少ない。「応援」というのはそういう力を持っているのだ。高校生にこの状況は「酷」だという見解が多い。

甲子園のフェス化

また甲子園の「フェス化」があるとの指摘。

見るだけでなく、参加する。感想を投稿し、ファン同士で共感し合ったりする。それはいいことだと思う。大きな声で応援するのは素晴らしいことだけれど、「語り継がれる伝説」の証人になることを望んだ結果、プレーヤーに恐怖を与えるのはやり過ぎだし、マナー違反だ。

引用:スポ-ツ報知

確かに。これはあるだろうなと。「ここに俺(私)、いるんだ(居たんだ)」をSNSで投稿したい人の数は少なくないだろう。

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球児達の立場になって考える。

「完全アウェー」の状態は、タオルを振っている観客の感覚と、実際グランドに立っている球児の感覚とでは天と地程の差がある。

東邦対光星の一戦。9回裏に打ち込まれサヨナラ負けを喫した桜井投手は「全体が敵なのかなと思いました」と語っている

夏の甲子園の応援は予選から異様

筆者は元高校球児である。

「夏の甲子園」の応援は予選からして異様な熱気を帯びる。準々決勝あたりまで勝ち進むとブラスバンドが登場する事も多く、グラウンド内の選手間の声はかき消されてしまう。

あれだけ「声出し」している高校球児が声を封じられてしまうだけで「異常事態」で、慣れていないと軽くパニックになる位だ。

甲子園常連校の中には「声なし練習」をする高校もある程。

いかに甲子園での戦いに慣れている常連校であっても皆15歳から18歳までの子供(青年)なのだ。初めての出場の選手だっている。

「甲子園全体でのタオル回し」は精神的にかなり追い込まれる事は間違いない。トラウマになってもおかしく無い程のプレッシャーに成り得る。

こうやって考えると、確かにタオル回しはやめた方が良いかもしれない。

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エール交換もある高校野球の「礼節」の形骸化につながる

やはり、高校野球は「教育の一環」であるとの認識は根深い。

試合前や試合後に相手チームに送る「エール」の交換。

相手をリスペクトし、その上で全力を出しぶつかる。

そこへきて、「奇跡の瞬間を見たいから」とか「プロの応援でもやっているから」「面白いから」といった理由だけでタオルを回す行為に「礼節」は見られない。

 

高校野球にはそぐわないとの意見もある。

 

結果、甲子園のタオル回しはなんなのか?

「人気球団の応援の真似」で「自分の為のタオル回し」は、ただただ窮地に追い込まれている選手達に、より一層プレッシャーを掛けるだけの行為になる可能性が高い様な気がする。

もちろん、犯罪を犯している訳では無いので、賛否色々あるだろうが、元球児の筆者としては「タオル回しは控えて欲しい」という結論に達した。

ちなみに筆者が思う、高校野球の理想の応援方法は・・

「鳴り物なしで観客が、選手のワンプレーワンプレーに拍手と歓声を送る応援」だ。

 

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