銀のさら・放火事件。元社員が「待遇に不満があり火をつけた」防犯カメラの映像解析から逮捕に到る。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

宅配すしチェーン店・「銀のさら上新庄店」で、店前の段ボールから火が上がった事件。

2017年9月13日に元従業員が放火の疑いで逮捕された。

男は「当時、店の前にはいましたが、放火などしていません」と容疑を否認しているという。

スポンサードリンク

防犯カメラの解析により逮捕

2017年9月13日に逮捕されたのは岡本奨平容疑者(34歳)

6月19日午前2時ごろ、店の前の段ボールやゴミ箱などに火をつけた疑い。取り調べに対し、「当時、店の前にはいましたが、放火などしていません」と言っているが、逮捕に到ったのは防犯カメラの解析によるもの。

防犯カメラには岡本容疑者のものと見られる黒い車が、店の前のごみ置き場に止まり、車から降りた人影が写り込んでいる。

そしてゴミ置き場に正対し、手元を動かす。再度車に乗り込み逃走。五分後に火が上がっている。

防犯カメラの映像は少々遠方からの者だが、車の車種、色を特定するには十分で、さらにゴミ置き場には岡本容疑者しかおらず、その他の原因は考えられないだろう。

銀のさらの待遇について不満

岡本容疑者は逮捕直前まで、この店で勤務しており待遇について不満を漏らしていたという事です。

昨今、飲食店を取り巻く環境は悪くなる一方である。

賃金そのものの問題もあっただろうが、休日出勤や、長時間労働は当たり前で心身的に非常に追い込まれる状態になる事も珍しくはない。

というよりも「1日8時間労働、週40時間労働」などで働ける飲食店は皆無と言っていいだろう。

さらに飲食業の中でも、「デリバリー」という時間に追われる職種でもあり、日々のストレスは、かなりのものではなかったかと推測される。

今回の「銀のさら上新庄店」の内情をすべて知っているわけでは無いが「寿司屋」は原価管理も大変で・・

いや、これ以上の憶測はやめておこう。

スポンサードリンク

36協定で・・が常套文句だが・・

では何故、多くの飲食店がこういった状態なのに、成り立っているのだろうか。長時間労働への言い訳は「36協定」が持ち出されることが多い。

36協定とは

時間外労働に関する労使協定。労働基準法36条に基づき、会社は法定労働時間(主な場合、1日8時間、週40時間)を超える時間外労働を命じる場合、労組などと書面による協定を結び、労働基準監督署に届け出ることが義務づけられている。違反すれば6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金。

引用:コトバンク

この36協定は、雇用される側は知らない事が多く、入店時にサインする労働契約書の一部に「わかりづらかったり」「見て取れないくらい小さく」記載されてたりする。

そして何かあった時に「労組などと書面による協定を結び」の部分だけを強調し、納得させられる事があったりもし、又、36協定は「労働基準監督署に届け出ることが義務づけられている」のだが、この部分に関しては形骸化していると言って良いだろう。

こういったケースの相談があった時、労基署は非常に悪質なケースの場合、検察庁へ送検できる強力な権限がある。しかし、実際に労働時間、賃金等の問題になると多くの場合、結局は「当事者同士の裁判で」というケースが殆どだ。

こういった場合、雇用された側は途中で根負けし、裁判までたどり着かない事も多く、現場レベルではこういった状況が今現在も多く存在しているのが本当の所だろう。

不満があっても放火はいかん

なんにせよ、待遇に強い不満があったとしても放火は人の命を奪う可能性がある立派な犯罪行為。

本当に勤務体制に問題があったのであるならば、正々堂々「法廷での決着」するのが大人だろう。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニュースジャパン24をフォローしよう!

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*