電磁パルス攻撃とは・都市機能を麻痺させる【核攻撃】過去にハワイで実被害も

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2017年9月3日、北朝鮮6回目の核実験(水爆実験)が行われた。

実験は隣国中国の地震まで生み出しており、中国地震局はM6.3の人工地震の発生を発表し、アメリカのトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領も最大級の抗議を表明している。

この核実験。直接的な爆撃を想像させるが、これとは別に北朝鮮が画策している「核」を利用した恐ろしい攻撃方法がある。「電磁パルス攻撃」である。

「電磁パルス攻撃」とは?

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電磁パルス攻撃とは

まずは電磁パルス攻撃とは何なのか。結論から説明する。

核兵器を地上30~400キロの【高高度(高層大気圏内)】で爆発させると、放出されたガンマ線が大気中の分子と衝突。強力な電磁波である「電磁パルス」が発生する。

上空で発生した電磁パルスが雨の様に広がり、地上に降り注ぐ時には広範囲に。

数百キロメートル~数千キロメートルにわたり降り注ぐ電磁パレスは、稲妻よりもはるかに大きい負荷を地上の電子機器に与え、いわゆる「ブラックアウト」を発生させる。

電磁パルスにより都市機能が完全に麻痺

まだ記憶に新しい東日本大震災。

あの時も東京都では交通機関がマヒし、各主要道を歩いて帰る人達が続出した。そしてあの時はタクシーでの帰宅も多かった。大渋滞はしたが信号は消えておらず、大混乱には至らなかった。

しかし、電磁パルス攻撃の場合。全ての電子的なものがストップしてしまう。

少しイメージが湧きずらいが、これが人々のライフラインを寸断するのだ。

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1.原子力発電所のメルトダウンを招く

地震による福島原発の混乱。初動や、対応に賛否あったが、電磁パレスによる停電は原子力発電所への電力も完全ストップすると言われている。

そうなると、冷却ができない事態が起こり、メルトダウンしてしまうのは確実となる。

2.水道とガスの供給も止まる

水、ガスそのものへの直接の被害は及ばないが、電気が止まればガスと水道もストップするのは明らか。特に水。

水を巡っての争い。都市部での水の取り合いは・・想像するだけでゾッとする・・。しかもそれが夏だった場合は混乱どころか殺し合いも発生する事も珍しい事態では無くなるはずだ。恐ろしい・・

3..交通機関の混乱

もちろん電車は動かない。ガソリンで走る車のガソリンも入れられない。

飛行機の電子機器も止まる、墜落は免れない。

信号も機能しない中での運送というのは、思っているよりはるかに難しいだろう。特に都市部に行けば行くほど混乱が生じ、死亡事故や、運転手同士のトラブルも考えられる。

また、食品の輸送も滞り、都市部に行けば行くほど食糧難が想定される。

4.医療機関の電子機器が止まり治療ができない

上記の様な混乱が招かれ、けが人が病院に運び込まれる・・。しかし、医療機関の電子機器も止まっている。

原始的な治療である程度の所までは対応できるだろうが、夜になれば病棟の中は真っ暗になるので治療も昼の間に限られ、とんでもない混乱が予想される。

5.銀行ATMが停止、現金の輸送もできない

これほどまでの混乱の中でも災害時には現金が必要になる事もあるだろう。

しかし、もちろんATMは停止、銀行窓口にしても現金の輸送が困難になる為、十分な出金ができなくなるだろう。

その他、電子機器が止まる事によって起こる事態は数えきれない。

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電磁パルス被害から復旧までに要する時間が・・・

そして恐ろしい事に「電磁パルス」からの復旧には数か月。完全復旧までは何年もかかると言われている。

電磁パルスで電子機器は根こそぎ破壊されてしまうのだ。

電気通信を復旧させるために電気を使えない・・。つまり、一からの作業になるという事。

こればかりはその時になって見ないと正確な数字は解らないが、

ある研究結果では電磁パルスで国全体がブラックアウトした時の死亡率は1年後に9割との報告もある程。

電磁パルス被害は実際に起きている

アメリカとソビエトの冷戦時代。両国は積極的に大気圏内の核実験を繰り返していた。

そして1962年にアメリカが大平洋の上空400キロで核実験を行った時、ハワイのオアフ島の無線や電話局の電子機器が実際に破壊され、停電している。

机上の空論ではないのだ。

電磁波パルスに有効な対策を

現在では技術的に各インフラに電磁波遮断機能を施す事ができるとされている。

「ミサイルなんて飛んでこないだろう」

「電磁パルスって・・そんなSF的な事起こるわけがない・・」

一般的な日本の論調はそのようなものだろう。しかし、ここ最近の北朝鮮の動向を見ていると、真剣に地下鉄への避難経路やシェルターなど、兵器に対する対策を考えなくてはならない所まで来ていると思われる。

 

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