ビンタされた中学生は謝罪【偉い!】「自分が悪いと納得している」これが言えるだけで素晴らしいではないか。

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8月20日、世田谷パブリックシアターで行われた「せたがやこどもプロジェクト2017」

今年で13回目を迎えるにおいて日本が誇るジャズトランペット奏者の日野皓正氏が中学生の髪を掴みビンタするに至った騒動。動画や行為そのもので見ると衝撃的な出来事だが、実際には何が起こっていたのだろうか?そこに至るまでには理由があるはずだ。

そして当事者の男子生徒は謝罪している。

出典:youtube

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13回目を迎える定例行事

今回の騒動が起こったコンサートは世田谷区教育委員会が主催する「せたがやこどもプロジェクト2017 日野皓正 presents “Jazz for Kids”」は毎年夏に行われ、今回で13年目を迎える「夏の恒例行事」とも言えるコンサート。

世田谷区立の中学生が公募で集められ、約4カ月間にわたり、日野氏や、その他第一線で活躍するジャズ界の実力者から指導を受ける事ができ、それをステージで発表する。

13回目を迎えるプロジェクトだ。意味と意義があると認識され、世田谷区民に受け入れられていた事は間違いない。

ドラムの生徒のスティックを取り上げるも、演奏辞めず

動画を見ると、日野氏がドラムを叩いている生徒に歩み寄って行き、演奏中にも関わらず、1度スティックを取り上げている。しかし、生徒はそれでも演奏をやめずなんと素手で演奏を続行している様子が解る。この時点で「異常事態」である。

その直後、問題とされる「往復ビンタ」がされる。

その部分だけ見ると怒った日野氏の行動のみがクローズアップされてしまいますが、「スティックを取り上げ、それでも演奏をやめない」

生徒がその行動に至るまでなにがあったかこそが問題だろう。

演奏途中、生徒がソロを回しはじめるもドラムの生徒が・・

演奏もアンコールに入り、子供たちがそれぞれの楽器でソロを回していった。もちろん、適度な長さで持ち回りでソロを回していたのだが、ドラムソロに差し掛かった時、異様な長さのソロが続く。

他の演奏メンバーは当初困惑。見守るしかなかったのだが、このドラムの生徒が演奏しながら他のメンバーも参加するように手で煽り、それに乗り他の楽器も参加しフリージャズ状態に。

それも長時間に渡り、それでもドラムだけが演奏をやめなかった。

そこで日野氏がドラムの生徒に歩み寄って行き、動画の行動になったという。

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「演出」だと思い、笑う観客も

バンドのコンサートでは演奏中に笑いを誘う要素を組み込むことも珍しくない。

スティックを取り上げた時点では、起こっている事態が解らず演出だと思って笑う観客もいたという。

しかし、日野氏が元の場所に戻ろうとしても手でドラムを叩き続けたあたりから空気が一変、髪を掴みビンタにいたり、会場も事の重大さに気付いた。

区「行き過ぎた指導」

コンサートが終わり、世田谷区教育委員会には多数の意見が寄せられ、世教委は

〈ソロパートでなかなか演奏を止めなかった子どもに対して、コンサートの進行に支障が出ると日野氏が判断し、演奏を中断させるということがありました。その際にとった行為につきましては、教育委員会としましても、行過ぎた指導であったと捉えております〉

引用:世田谷区教育委員会コメント

とコメントし、日野氏の事務所とは今後も事業を実施したい方向だという。

偉い!?当事者である男子生徒「自分が悪い」

一番気になるのは当事者の男子生徒の気持ちであるが、なんと本人は

「自分が悪いと納得しています、今回の事でドリバン(バンド活動)が無くなる自体には絶対になって欲しくないです」と言っている。

当事者本人がそういっているのであれば、今回の騒動は「暴行」ではなく、ある意味であるが「正しい体罰」もしくは「教育」として生徒に伝わったという事になる。

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男子中学生と日野氏。揃って会見できれば素晴らしい

「教育」の最中はいつも楽しい事だけではない。

設定する目標が高ければ高い程、楽しさより、苦しみの方が大きい。

日野氏の取り組みに参加するという事は、この男子生徒もゆくゆくは音楽の世界でやっていきたいという想いもあるのではないだろうか。

小学生や中学生の時分、才能に溢れた子が「ワンマン」な行動に走るのは音楽の世界だけでなく良く起こる事。

「自由と無秩序は違う」「規律があるからこその自由」

日野氏は高みを目指す才能のある子だからこそ、想いが爆発し、今回のような行動に至ったと思う。

そして、中学生でありながら、その行動と思いを受け入れる度量が男子生徒にあった。

「才能」が「本物」になっていくための最高の出来事じゃないか。

最近メディアを賑わせている不貞議員たちにも指導してほしい位だ

両者揃って会見できたら素晴らしいと思うが、さすがにハードルが高いか・・。

そうならずとも、頭を下げた男子中学生は偉いと思う。日野氏だって「世界の日野」だ。しっかりこの男子学生と向き合う事だろう。

10年後、20年後。日野氏が亡くなった後。この生徒が泣いて感謝できる出来事になるように両者揃って会見できたら、ジャズ界・教育界にとって試金石になると思う。

 

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コメント

  1. Kon より:

    アマチュア指導じゃないんだから怒られて当然
    プロなら40秒ソロで5秒オーバーでもクビのレベル。
    ドラム演奏者の方があり得ない、ふざけすぎてる。怒られて当然。

    1. akirakuga より:

      Konさん、コメントありがとうございます。
      私、ジャズに関しては素人なもので、識者の方からの具体的なご意見、ご指摘があると助かります。
      ありがとうございました。

  2. にゃぴ より:

    持ち時間40秒程度なのに2分って…テンションが上がりすぎたのか、自分は特別だと思っているのか…正直、これだけ怒られても仕方ないと思う。でも後になって自分は間違ってたと認められたのは偉いかな。
    でも、このことで日野さんの立場が悪くなってしまうこともないとは言えないので、やはり軽率だったと思う。
    この出来事を忘れず、驕らずに奏者として謙虚に頑張っていってほしい。

    この記事は今回のことがわかりやすく良かったです。

    1. akirakuga より:

      にゃぴさん、コメントありがとうございます。
      仰る通り、日野さんの立場は・・厳しいものになるかもしれませんからね・・。
      それを払拭できる一番の方法は、彼の活躍ぶりですよね。
      これからの成長に期待しましょう。

  3. オーモン裕子 より:

    物事の本質を見抜き、これからどうしていったら良いかの未来までを提案できている記事に感銘を受けました。
    今日まで、ソーシャルメディアに自分の意見を載せて批判されるのが怖く、コメントを一切してきませんでした。
    根底に愛のある批判であればいいのですが、憎しみや怒りしかない批判に自分が耐えられる自信がなかったからです。
    こんなに愛のある記事を書けるライターの方と、それを応援する沼田様に私の人生初のコメントを捧げます。
    読者の心に愛を届けてくださってありがとうございました。

    1. akirakuga より:

      オーモンさん、コメントありがとうございます。しかも人生初のコメント、ありがたく頂戴します。
      確かにSNSで発信した情報、意見に関しては「愛の無い」批判を良く見かけます。
      というより、匿名性が高い分、大半が憎しみや怒りのはけ口になっているのが事実ではないでしょうか。
      なので考え方としては「匿名での意見やコメントは(基本的には)正面から受け止める必要が無い」とし、
      インターネット上でも、実社会でも、匿名でないものに関しては真摯に向き合う。
      といったスタンスで・・・私はやっています。もちろん匿名の中にも「ハッ」とさせられる意見はありますが・・
      なのでオーモンさんの感覚は良識ある人間の、極々普通の感覚で間違ってはいないと思います。
      今回こうしてコメントを寄せてくださり、非常にうれしく思います。
      私は歳を重ねている分、自分の中で、SNSに対しての「見解と対応」がはっきりしています。
      ですが、本当の本当はオーモンさんの様な感覚を持ち続けれる事に憧れます。
      これからSNS上でご自分の意見を発する機会があっても、今まで通りしなくても、それは「怖い」という心情からの逃げには当たらず、
      自分が日々関わる人たちに自分の意見を直接伝えるのが一番。
      今の感覚をお持ちになったまま「自然に積み重なる経験」によってSNSへのアプローチが自然に変わるのを待つといった感じでいいのではないでしょうか?
      ・・余計な事をすみません。
      大切なコメントありがとうございました。

      1. オーモン より:

        沼田様
        この度は、私のソーシャルネットワークに関する向き合い方にも真摯に答えて下さりありがとうございました。
        私の40年近くに渡る、コメントバージンを捧げた相手は間違ってなかったみたいです!

  4. 反糞ガキ より:

    この糞ガキが謝罪して偉い????
    ばきゃろーこの糞ガキがやったことみてみろ
    みんなで練習てきたことをぶち壊してめーのドラムショーみてえに
    勝手に振る舞って延々とソロを続け他の生徒にも命令したり
    こいつアタマおかしすぎるだろ
    最初の報道で日野さんが絶対悪いと思っていたが
    悪いのは100%この糞ガキだ
    ビンタくらいで済ませるレベルじゃない
    バンドの生徒から一発づつパンチいただけや
    音楽はみんなで構築していくもんだろ
    この糞ガキ一生音楽やるな!
    やるならてめーでカネ出してドラムソロショーでもやれや
    謝罪して偉いなんて言ってるおまえ!
    おまえも脳が膿んでるな

    1. akirakuga より:

      賛否あると思います。
      私が中学生の時、少々、大人を怒らせるのが得意でして・・
      時分は謝れなかったなあ・・。今でも謝れてない先生や大人がいるなあ・・。
      今、謝りたいなあ。と思って書いた記事でして。
      ご査収くださいませ。

  5. 通りすがり より:

    某雑誌社に情報提供したのは誰なんだろうね。

    1. akirakuga より:

      そうですねえ。誰なんでしょうね・・。
      金銭が発生していたら・・・残念ですね・・・

  6. ひろ より:

    少年が謝りに行ったことと、ビンタされたことが本当に少年の腑に落ちているかどうかは別の話。 「今回の事でドリバンが無くなる事態には絶対になって欲しくないです」と話したことが気になる。 彼の行動によってバンドがなくなるという想定は元々彼の頭の中になく、終演後に周りの大人たちに脅されたのかもしれない。 もしそうなら、「勝手なドラムソロ」に至らせた少年の内なる葛藤は未解決なままだ。 それが解決されないうちは大人の間で事態を丸く収めたに過ぎず、良い指導だったと納得するのは早計だと思う。 

    1. akirakuga より:

      ひろさんコメントありがとうございます。
      なるほど・・。
      「少年の葛藤」は恐らく・・彼自身も理由は解らないのでは?と考えます。
      若い時の有り余るエネルギーの発散に自分が理由を把握しながらしている若者の方が稀有だと思います。
      「脅された」事実であればそれは確かに問題ですが・・。
      彼の父親も全面的に謝罪しており、少し考えづらいかなと。
      父親にも圧力がかかって中学生にも強制があったとなると、また別の問題として解決しないとなりませんね。

  7. **** より:

    いろいろ隠されてることがあると思う
    ビンタされた生徒が発達障害やアスペルガーとの情報もある

  8. ろろ より:

    謝罪したことが偉い??
    真面目にやってた子達の方が何倍も偉いと思う
    周りが思ったより味方してくれないからとりあえず謝っただけでしょ

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